鹿児島

【鹿児島】学校はもう一つの自分の居場所ー生徒作文③-

ヒューマンキャンパス高等学校
鹿児島学習センター・菊浦です。

生徒作文紹介の3回目です。
1回目はこちら
2回目はこちら

本日の作文は、
「何事もやってみることから、
自分におこった変化、
学校が居場所になった。
そして、教員の言葉が
胸に響いた」
という内容です。


学校を自分の居場所
とらえることが出来るようになった
生徒の成長を推し量ることができる文章です。

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  1年 女子
 「この一年を振り返り、今思う事」


  私にとっての高校生活1年目は順風満帆とは言い難いものでした。

  入学当初は不安いっぱいで学校に行くという事、
 勉強についていく事に精一杯の生活を送っていました。

  学校生活という新たな環境に馴染む為、前期はマイナスな印象で、
 忙しくない日々を過ごしていました。
 
  そこから、転機が訪れたのは数ヵ月後の小体育大会の頃です。
 その頃から大事にしている信条があり、それは「何事もまずやってみる」という事です。
 やるもやらないもそれは自分自身の意思で変わる、なら失敗しても良いからやるだけやってみよう。
 と今でも物事に行動に移す時まず思い浮かべる言葉です。
 
  後期はこの信条を胸に日々を歩み、プラスの印象です。
 私はこの一年、多くの事を経験し新しい知識や感情を、
 そして新しい友人も手に入れました。私なんかが友人なんておこがましいと思うけれど、
 それ程大切にしたい人達も出来ました。学校という場所が苦痛を感じる場所でなく、
 もう一つの自分の居場所と思える。そんな幸せに今出会っています。


  自分が変われば人も変わるし状況も変わる
 何故それをもっと早く出来なかったのかと過去の自分に問い詰めたくなる事もあります。
 ですが、ある日の授業の際、菊浦先生の仰った言葉
「逃げても良い、でも逃げても何も変わらない」
 という言葉は今の自分だからこそ、その言葉の意味を理解出来るんだと思っています。

  後悔をしない人生なんて無いけれど、これから出来うる精一杯の事を体験し、
 自分の糧として高校生活を楽しもうと思いました。

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