那覇

はいさ～い担任の大城です


今日は私の過去のお話を少し・・・

私は小学校の頃、苦手だった科目があります

それは、「体育」です

鉄棒では「逆上がり」ができず。。。

マット運動で出来るものは「前転」のみ。
後転なんて、首がへし折れるんじゃないかという恐怖でできず。。。

跳び箱は４段以上は富士山にしか見えません。。。

そんな運動が大の苦手な私が、中学校に上がると担任の先生から
恐怖の一言を聞きます。

「必ず何かしらの部活動に入ること」

サッカー・野球・バスケットボールなんて絶対に無理

こんな自分にもできるものがあるんだろうか・・・と、
部活動の一覧から目に止まったのが、

バドミントン部でした

これだ羽つきくらいなら自分にもできるはず
と、ルンルンで体験入部に行きました

しかし、現実は「走れ走れ走れ～」

羽根なんて打たせてもらえず、半年ほど
走る、素振り、フットワークの日々が続きました

初めて、羽根を打たせて貰えたときの嬉しさは今でも覚えているほどです

中学３年間、部活動で汗を流し続け、基礎体力が少しついたお陰で
身体を動かすことが少し好きになっていました

高校生になって、鉄棒を握り、えいっと逆上がりをしてみたら
くるっと身体が一回転

みんなが、小学校で味わったであろう逆上がりが出来た喜びを
私は高校生の頃に味わうことができたのです

それからは、苦手意識でなかなか手をつけなかった色んなスポーツを
楽しめるようになりました


ちょっと、過去の話が長くなってしまいましたが、タイトルにも書かれている通り、
「出来ること」が増えてくると、自信がついて色々なことに挑戦しようという
前向きな気持になってきます

出来なかった頃には味わうことができなかった、楽しさを味わうことができます



学習センターに通って、専門の授業を受けたり、レポートの勉強を頑張っている生徒が

「小学校、中学校まではあまり学校に行けなかったんだけど。。。」

と、言うことがあります

色んな事情があって、色んな過去があって、通信制高校を選択する生徒も少なくありません。

でも、一つ言えることは、今学習センターに通って授業やレポートを頑張っている
生徒たちの顔は皆、活き活きと楽しそうにしているということ

昔、出来なかったことでも、出来るようになったら、
いつからでも楽しさを味わうことができる
もう遅いなんてことは無い

私自身の体験と、生徒たちの笑顔からこのことを学びました



未だに「出来ないこと」、私にもまだまだたくさんあります

例えば「つま先を触ること」


昔から身体が固く、つま先を触ることができない。。。

これから始まる専門コースのダンスの授業に一緒に入って、ストレッチを学び、
つま先を触ることが「出来るようになる」ことが、私の現在の目標です

これが出来るようになったら、どんな楽しいことを味わうことができるのか、
今から楽しみな担任です



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