新潟

新潟学習センターには、
みんな持ち寄りの「おやつ置き場」があります

「東京に遊びに行ってきたから～」と、お土産
「いとこのうちに行ってきたの～」と、お土産
「イ●ンで安売りしていたの～」と、差し入れ
「近所のおばちゃんからもらったの～」と、時には野菜や果物まで
ここには、みんなからのお土産や差し入れが並びます。
みんな、いつもありがとう


今朝のおやつ置き場を覗いてみると、
鈴木先生から差し入れの段ボールが置いてありました
こんな感じ↓↓↓


今日のおやつは、
日本国中誰でも知っているはずの、
K製菓のハネ品お煎餅です

ハネ品やB級品好きの鈴木先生
段ボールにはメッセージが書かれていました
「食べて！
　形が少し違うだけで、
　焼きすぎただけで、
　包装がくっついただけで、世の中ハネ品、どう思う？」と・・・
なんだか、朝から考えさせられるコメント付きおやつです
あまり考え込まずに（笑）
とりあえず、段ボールからお煎餅を取り出してみると、、、

確かに、
・包装がつながっているもの
・少しだけ焼け焦げたようなもの
・形がわるいもの（割れていたり、ふくらみが足りなかったり）
ばかりが入っています。

食べている生徒たちの声を聞くと、
「すご～い、ある意味レアだよ」
「なんも気にしないよ！てか、おいしいよ！」
と聞こえてきました。
なんだか、ちょっぴりうれしい

日本人は、とかく見た目を重視しがち、
スーパーに並んでいる野菜や卵も、規格にそろったものだけが整然と並んでいます。
それが当たり前になっていることを、私は恐ろしく思っていますが
みなさんはどう思いますか

最近では、直売所に出かけると、
曲がったきゅうりやら、不揃いの卵やらも見かけられますが、
味になんら変わりはありません

鈴木先生のおやつメッセージから、
「見た目なんか関係ない、中身で勝負だ」
と言われているような気がした朝なのでした

米菓生産額日本一の新潟県、
煎餅から考える社会科の授業でした