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【新潟】あぁー、あれがそれか!「日常×もののけ姫×歴史」
先日、ジブリの「もののけ姫」をみた地理歴史科の秋山です。
今回は、 1500年前の日本 とわたしたちの 日常で使われている言葉 についてのお話です!
日常で「代わりばんこ」という言葉を聞いたことがありますか?
例えば、
「代わりばんこにゲームをする」
「お風呂洗いの当番は代わりばんこにする」
などといったときに使われます。
この 「代わりばんこ」の語源 となったのが、
古代の製鉄(せいてつ)技術 です。
「鉄」は私たちの生活に欠かせないものになっています。
建物や道路、医療器具、家電製品、パソコンやゲーム機にいたるまで、
さまざまなものに使われています。
「鉄」は、今からおよそ2000年以上前に日本に入ってきました。
当時の日本人は自然界に存在する鉄を採掘することができず、
鉄から道具を作ることもできませんでした。
鉄の道具が日本にもたらされて数百年後が経って、
今からおよそ1500年前に日本でも鉄の製品が作られる ようになります。
鉄を作ることを「製鉄」といいます。
製鉄には火が必要で、火力を保つために空気を送り込む必要があります。
鉄を作る場所や空気を送り込む装置のことを「たたら場」といいます。
「もののけ姫」で主人公のアシタカが訪れるところです。
そして、
アシタカがたたら場の女性たちの手伝いをするのが板を踏んで空気を送り込む作業です。
「アシタカが たたら を踏むシーン」 ※スタジオジブリ作品静止画から転載
この作業をする人のことを「ばん子」といいます。
「ばん子」の作業は重労働のため、何人もの「ばん子」が「交代しながら」おこないます。
これが 「代わりばんこ」 の 語源 になったといわれています。
「もののけ姫」の時代設定は今からおよそ500年前の室町時代と思われますが、
私たちの先祖の仕事から生まれた言葉が現在でも使われています。
今回は、私たちが日常で使っている言葉から日本の歴史にアプローチしてみました。
「かわりばんこ」にするときは、1500年前の日本に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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