岡山

【岡山】群馬県・富岡製糸場の話

 こんにちは、仲達です。

前回は,会津の鶴ヶ城と白虎隊の話でしたが、
今回は、さらにそこから岡山に帰る途中に寄った富岡製糸場の話です。

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 実は、このバイク相当重く、転かすと一人で起こせません。

そしてついにやってしまいました。

 群馬県富岡市の山の中を走っているとき、
宿屋直前で道に迷い,細い山道でUターンしているとき…カクンと
エンスト。

そのまま倒してしまいました。

 一時間ほどたって軽自動車が通りかかり、バイクを起こすのに力を貸
して欲しいと頼んだところ、快く応じてくれました。感謝です…!

では、富岡製糸場についてお話しします。
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 小さな東洋の国が、明治の開花期を迎えていました。

帝国主義全盛期の列強がアジアに押し寄せてくる中、日本は
独立国家であるために、新しい国づくりを成功させなければ
成りませんでした。


列強に負けないためには、技術力を磨き産業を奮い興し、国を富
ませるのが一番です。この工場もその一環として、明治5年
に創設されました。


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            なれない機械で、生糸をつむぐ農村の娘たち

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    頑張って技術を身につければ、給料がうんと上がって、
    親や幼い兄弟たちを助けることができます。


明治の日本で唯一世界に通用するものは生糸でした。
農村の娘たちの繊細な手で紡(つむ)ぐ生糸は、世界一の品質で、日本
輸出を支えました。さらにその生産を、新しい工場の機械が支えまし
た。
一等工女になれば、月給25円。夢のような給料でした。
(おおざっぱに言うと当時の1円は今の10000円)

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   工場のレンガは日本人の瓦職人が焼き、レンガを固定する
   白い部分は日本伝統の漆喰(しっくい)を使用しました。
   また、工場の蒸気機関は関東山地の石炭で動かしました。

 明治の日本人の面白さは、ヨーロッパの知識や技術をただ入
れるだけでなく、自分たちのすでに持っている技術や知識を応
用して、自由自在に使いこなし、さらに良いものにしていこう
としたところです。


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 女工さんたちは、上の写真の寮に住み毎日一生懸命働き、そのうち
綿織物工業も機械化され日本の産業革命は成功していきました。

 このようにして、小さくて貧しい、しかし若い国日本は着々と近代化を
進め、政治・教育・経済・軍隊のあらゆる面での近代化を成功させていくので
す。

これは、アジアの大きな奇跡となりました。
(このことが世界に認められ、2014年6月、富岡製糸場は世界遺産に登録されま
した。)

授業で、少しでも明治の面白さを伝えることができればと思っていま
す。




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