岡山

　こんにちは、仲達です。
　長野県ツーリングレポート第４弾は
諏訪大社です。安曇野から約２５㎞
南下します。

　諏訪大社は大きな神社で、上社
（前宮・本宮）、下社（春宮・秋宮）
の二社四宮からなっています。

　皆さん、衝撃的な話をします。もしかした
ら諏訪大社の神様は、大きな力を持った
祟り神かもしれません。…この後詳しくお
話しします。
　
　
　　　　　　　　　　上社

　　　　　　　　本宮・拝所

　この大きな神社は、建御名方（タケミ
ナカタ）といわれる国津神を祀ってい
ます。

　古事記に次のような話が載っていました。
　
　太古の昔、国津神の大国主が地上を治
めていました。
そこに天から下ってきた天津神の天照
（アマテラス）大神の命を受けた、
武御雷（タケミカヅチ）の神が、
大国主に国譲りを迫ります。
　
　大国主は、嫌々これを了承するのですが、
息子の建御名方（タケミナカタ）の
神は、徹底抗戦を主張して戦います。

　善戦むなしく、負け戦を重ねながら建御名
方の神は、諏訪湖付近で降伏し、出雲に大き
な社殿をつくり大国主を祀ることを条件に、
地上の統治権を天照大神に譲りました。


　おそらく太古の昔、大和（日本）の統治を
めぐり二大勢力がぶつかる大戦争があったこ
とが想像されます。
　天津神に逆らった大国主や建御名方の神は、
どのような処罰を受けたのでしょうか？
恐ろしくて言葉にできないような処罰だった
と思います。


（下社は、上社からバイクで１０分ほどのと
ころにあります。）


　　　　　　　　　　下社

　　　　　　　　　　秋宮　

　大国主や建御名方の神は祟り神に
なったのでしょうか…？
　
　私たち日本人は昔から、不本意に憤死
した魂は、「祟り神となって、この
世に災いをもたらす」と考えていま
した。
　また、「大切に手厚く祟り神を祀る
と、怒りの激しい祟り神ほど、私た
ちの暮らしを護ってくれる神様に変
身する」ということも信じていました。
　
　建御名方の神も、二社四宮の壮大な諏訪
大社に大切に祀られ、御柱（おんばしら）
の勇壮な祭りが、７年に一度盛大に行われ
ています。
　歴史の流れを超えて今現在も、地元の民
衆に愛されています。
　

　と言うことは、ここは神の霊力が
溢れる、パワースポットなのです。



　　　　　　　　　本宮・拝殿
　　　　
　境内の中は、緑の木々の木漏れ日
が差し込み、とても涼やかで清涼な
空気が満ちていました。


［大国主命も、伊勢神宮に匹敵する格式の
高い出雲大社で、大切に祀られています。
（ここも、有名なパワースポットです。）
また2014年には、大国主を大切に祀る出雲
大社権宮司・千家国麿（せんけくにまろ）
氏の妻として天照大神の子孫である皇室の
高円宮憲子（たかまどのみやのりこ）女王
殿下が嫁がれています。］






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