岡山

【岡山】バリ島ツーリング 7泊8日の旅 その4

 こんにちは、仲達です。

今回は"キンタマーニ"からバリ島北岸の"ロビナビーチ"に

移動したときのお話です。

キンタマーニからロビナビーチ.png

 ロビナビーチの沖合にはイルカが生息していて、多くの

ヨーロッパ系の観光客がイルカウォッチングを楽しんでいま

した。

ロビナビーチ3.JPG

ロビナビーチ1.jpg

 溶岩が風化した黒い砂浜が印象的でした。

ロビナビーチ2.JPG

 係留されたイルカウォッチングの船が波に揺れています。

ザー、ザーと繰り返される波音は心地よく、バイクの運転で

緊張した身体と心をほぐしてくれます。

浜辺のテーブルでコーヒーを飲みながら、最高の時間を過ごし

ました。

 さて、キンタマーニからロビナまで下る途中の山道を走って

いると、ちょうど下校時間になっていた地元の小学校の前を走

ることになりました。

0.jpg

 そこそこ厳しい山道の連続で、景色のいいところにはお店

もありました。(遠目に、火山噴火でできた湖もあります。)

小学生2.JPG

 山道を上がり切ったあたりで周りが急に開けたところに、

小学校がありました。

かなり高い山の上にある学校で、ちょうど下校時刻になったと

ころです。

小学生.jpg

 写真では山の上の学校のイメージが伝わりにくいと思います

が、徒歩や自転車での登下校は難しいと思われます。ここでは

バイクを、大人も子供も生活の足として使用しているようです。

 高学年の児童は自分たちでバイクを運転しています。さすが

に低学年の子は運転できないので親が送り迎えをしているよう

でした。

 おそらく年齢的に免許は持っていないでしょうが...下校指導

ている先生も、当たり前の日常のことなのでしょう、笑顔で

送っています。

 児童も笑顔、保護者も笑顔で「先生、さようなら」。

このような、どこかいい加減な、それでいて妙な秩序のある

リ島の社会が私は好きです。

 バリに詳しい相棒が、「ロビナには温泉があるから入りに

行こう、バイクで30分ほどだ。」と言うので早速温泉へ行く

ことになりました。腹も減っていたので

サテー食いたいな。」と言っていたところでした。

 ロビナの街を少し走ったところで、相棒が急にユーターン。

ローカルレストランの前に止まりました。

なんか"串焼き"らしきものが見えたと...。

(恐ろしいほどの動体視力、あの混雑した道でよく発見した

ものだ。)

Lina.JPG

 サテーとはチキン・豚の串焼きです。

(インドネシアはイスラム国なので、豚は一般的には食べられ

せんが、ここはヒンドゥーの島、豚も食べます。

サテー.jpg

 ピーナツソースで食べる"チキンと豚のサテー"。こいつが

美味いのです。(もっと注文すれば良かった)

Lina・イガバカール.jpg

 これが"イガバカール"、豚のスペアリブを炭火で焼いたもの

です。

肉はホロホロで柔らかくこれまた最高に美味しかったです。

店の人の接客も素晴らしく、味も申し分なし。飛び込みで入っ

たところとは思えない最高の店でした。

 ホテルでもう一度調べてみたところ、地元でも美味しいと

評判の店でした。

30分ほど走った後、温泉につきました。

ロビナ温泉.jpg

温泉2.jpg

 お湯が"緑色"なのがバリっぽいですね。

ここでいい体験をしました。

打たせ湯に打たれているとき、"入れ墨だらけの地元のヤクザ"

の"オヤジ"と隣り合わせになりました。30分ほど打たせ湯で

士だったところ、その"オヤジ"がこちらを見て、突然きれ

な日語で、

「こんにちは、日本人ですか?」「私はジョグロといいます」

「私は日本が好きで17年間日本で働いていました」

「奥さんも日本人です」

「今帰国して、こっちにいます」

旅ならではの一期一会の面白さです。話ははずみ、

「夕食、一緒にどうですか」

と自宅に招いてくれることになりました。

ジョグロ.jpg

「今は、建設業を営んでいます。」

「この家も自分で建てました。」

「ロビナで一番大きな家です」

確かに大きな家で、センスのいい広いエントランス兼くつろぎ

スペースで美味しい夕食を用意してくれたので、遠慮なしに食

べさせていただきました。

 イガバカール・イカンバカール(魚の炭火焼き)・サテー

ナシゴレン・ミーゴレンなど食卓いっぱいに並んでいました。

小学校3年生と2年生の姉妹が迎えてくれ、一緒にビリヤード

をしました。

3人で.JPG

妹.JPG

姉.JPG

二人とも、インターナショナルスクールに通っていて英語はと

ても上手でした。夜の9時を回ったあたりで、失礼することに

しました。

 素敵な"一期一会"でした。

お別れの時、二人の姉妹が

「Thank you for coming!」

素敵な笑顔が最高の思い出になりました。

ホテルに帰り、再び波の音を聞きながら夜をゆっくり過ごし

ながら、

バリ島6日目の夜が暮れていきました。

翌日ロビナを出て、再びバリ島南部の街ウブドに向かって走

りました。

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