大宮

【大宮】なぜ通信制大学よりも大学夜間学部推しなのか

第48回目
「なぜ通信制大学よりも大学夜間学部推しなのか」


こんにちは。進路進学アドバイザーの松田です。

進学費用を抑えたい場合、通信制大学や、大学の夜間学部が進学候補として考えられます。
学費は通信制のほうが安いのですが、基本的に大学の夜間学部をお勧めしています。

なぜかというと、通信制大学は卒業率が低いからです。
4年間でのストレート卒業率になるともっと低くなります。

そのあたりの情報を整理してみましょう。



【通信制大学の卒業率】
通信制大学の平均卒業率は15%程度


【通信制大学の卒業率高い順】
・人間総合科学大学(約80%)
・産業能率大学(約77%)
・サイバー大学(約76%)
・早稲田大学(約60%)
・東京未来大学(約58%)
・放送大学(約50%)
・東京福祉大学(約52%)
・日本大学(約30%)
・中央大学 法学部(約26%)
・武蔵野美術大学(約20%)
・法政大学(約15%)
・日本女子大学(約10%)
・慶應義塾大学(約5%)


【通信制大学のストレート卒業率】
公表しているところは少ないですが、例えば日本大学は卒業生の中でストレートで卒業している人は3割程度と公表しているため、ストレート卒業率は卒業率の3分の1程度と考えれば良さそうです。 慶應義塾大学の ストレート卒業率は2%程度と噂されています。


【お勧めの通信制大学】
※卒業率の高さなどから、主に下記2つの通信制大学をお勧めすることが多いです。
・産業能率大学(実践的な学びができる)
・サイバー大学(ソフトバンクグループへの就職が有利)

※ちなみに、早稲田は学費が昼間学部並みなのでお勧めしていません。




次に、大学夜間学部の情報を整理してみましょう。

【大学夜間学部の卒業率高い順】
※お勧めすることが多い下記3校だけ独自調査しました。
・東京理科大学(約71%)
・東洋大学(約66%)
・東京電機大学(約57%)



上記のデータからも、
「まずは夜間学部を狙い、受けるとしても通信制大学は滑り止めにする」

というのがセオリーかなと思います。



夜間学部の公募推薦入試では、特に東洋と理科大が低倍率なので、

東洋か理科大を推薦で受験 ⇒ 不合格なら産業能率かサイバー大学の通信制
というラインが手堅いと思います。


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