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第72回目
「大学入試/年間計画と週間計画作成のポイント」
こんにちは。進路進学アドバイザーの松田です。
今回は、年間計画と週間計画作成のポイントについてまとめてみました。
ぜひ、参考にしてみてください。
<年間学習計画は、合格から逆算で計画を作成する>
年間学習学習計画は、合格から逆算して作成するのが最大のポイントです。すでに第一志望校がA判定の人と、これから偏差値を20~30と上げなければいけない人では、必要な勉強方法が違うのは当然ですよね?
まずは自分が合格している姿をイメージし、志望校について情報収集をする必要があります。
入試科目、偏差値、問題の難易度、外検の有無などがわかることで、いつまでにどんな目標を達成すればいいのかがわかりやすくなるはずです。そして、何が必要かを把握するだけではなく、必要ないものを計画の時点で切り捨てるのも大切。
例えば、私立文系を志望しているのに、試験に出ない漢文やリスニングに取り組んでも意味はありません。自分の進路をしっかり見定めて、自分に合った勉強計画を立てる必要があるのです。
<自分の学力・弱点を把握>
まずは、模試を受けるか、志望校の過去問を解いて、自分の現在の学力と弱点をなるべく正確に把握しましょう。第一志望合格のために必要な点数と、現在の各科目の点数の差分を求め、科目ごとに何をいつまでにどのような方法で進めるのか整理します。また、苦手科目の中でもより努力が必要な単元が具体的にわかっていると良いでしょう。
<長期的・短期的な計画を立てる>
季節でいうと、夏から秋までには知識の詰め込みを終え、秋以降は過去問演習に集中するのが理想です。そのため、「~夏までで基礎固め→夏休みに弱点補強→秋~冬で具体的な志望校対策」という流れを作っていきましょう。どの時期までに、どの教材レベルをマスターしておくか整理するのが理想です。
<週間計画は具体的に>
週間計画は具体的に立てます。年間計画のペース配分をもとに、週ごとに参考書のページ・章などを割り振りましょう。それから1日ごとの勉強計画を立てていきますが、単純に7で割ればいいというわけではありません。月~金は新しい範囲を進める、土は復習、日はフリーという風に、曜日ごとにやることを決めていきましょう。
息抜きできる日も必要なので、内容の詰めすぎは禁物です。計画に余裕を持たせておくことで、目標ページまで辿り着かない日があってもリカバリーできるようにしておくことが、計画的学習を継続するするためのポイントなのです。
<計画にとらわれすぎない>
勉強計画を立てることは大切ですが、計画にとらわれすぎないのも大切です。
思ったより解くのに時間がかかってしまい、目標ページに辿り着けない場合など、無理に睡眠時間を削ってまで達成する必要はありません。
また、学習課題が難しすぎると思ったら、より基礎の内容の課題に変更するなど、柔軟に対応する必要があります。
受験勉強の目的はあくまで志望校に合格することであり、計画を正しく進めることではありません。
実際にやってみて、順調に進まなかったり余裕がありすぎたりする場合には、計画の立て直しをすることが大切なのです。
<自分の実力・能力を過信しない>
自分の実力を過信してしまうのは禁物です。
「この夏休みで頑張れば、夏休み明けには偏差値が10以上アップしているのに違いない」などと、楽観的に考えすぎるのはは危険です。目の前の課題を確実に理解し、定着するには何が必要なのか。ペース配分的に夏休み末までにどこまでの課題が確実に消化できるのか、地に足がついた形で見通しを立てて学習を進めましょう。
<勉強計画は時間で決めない>
例えば「毎日3時間勉強する」と決めても、その時間内で何ができるかは自分次第です。また、時間で区切ってしまうと、全く勉強が進んでいなくても「今日は3時間やったからおしまい」という甘えにも繋がります。1日あたりの勉強時間ではなく、単元・分野・ページ数など「勉強量」で区切って勉強計画を立てるようにしましょう。
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